外を歩くことは脳にも刺激を与えます。
ただ漠然と歩くのではなく、地図を片手に地域の概念を頭に入れ、楽しみながら街を散策するといいでしょう。
テレビの料理番組も脳を刺激してくれます。
レシピを書き取ると、目や耳に神経を集中させる訓練になります。
また、それをするためにすばやく手を動かして記録する行動も効果的です。
脳の老化が進むと計算力が衰えます。ちょっとした買い物でも、暗算をしながら買い物をするといいでしょう。
たとえば、毎日のコンビニやスーパーでの買い物で「1,000円まで」という具合に予算を決めてみます。
すると、自然に暗算をするようになります。
若年性認知症の治療のひとつとしても取り入れられています。
文章を読み、手で文字を書くという作業はとても効果的な脳のトレーニングです。
お客様を招待することは、脳に程よい緊張感と刺激を与えます。
来客があることで部屋の掃除や食事の準備を行うほか、身だしなみを整えるなど様々な刺激を与えられます。
また、会話をして言語認識を高めることも脳を活性化してくれます。
「水道の蛇口を開けようと思ったのに、逆に閉めてしまった」
こういったように、脳の老化によって左右の認識が低下することがあります。
認識障害は脳梗塞や認知症の前兆です。
今日は右、明日は左、と決めて意識的に体を使ってみたり、利き腕と違う手で受話器をとったり体を洗ったりして脳に刺激を与えてみてください。
すると、体全体のバランスがよくなります。
記憶が整理されるのは睡眠中です。
就寝・起床時間を決めて質のよい睡眠をきちんととることが大切です。
1日のリズムを整えるためにも早寝早起きの習慣をつけましょう。
また、朝はカーテンや窓を開け、太陽の光と外気を浴びるようにしましょう。
これもまた、脳に刺激を与えてくれます。
歯のない人のほうが認知症の症状が重くなるという傾向があるそうです。
歯からの刺激は、直接「脳」に伝わると考えられています。
適度なかたさの食べ物を意識して食べるようにしたり、やわらかいものでもよく噛んで食べる習慣をつけると良いでしょう。
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