認知症と症状が似たものに、うつ病・老年期精神病・せん妄・健忘症・失語症・性格障害などがあり素人目には認知症を疑う場合もあります。
ここに書いたものはほんの一例に過ぎません。
まずは、言動をよく観察してみることから始めましょう。
万人におとずれる老化現象であり、病気ではありません。
脳血管障害の急性期・睡眠薬長期内服・脱水などで生じます
複数の医療機関に同時並行で通院している場合に見られます。
薬を飲みすぎている場合や、間違って薬を飲んだ場合、認知症のように見える場合があります。
薬の飲み合わせによって、薬が効きすぎることもありますので、複数の医療機関にかかり薬を処方してもらう場合には、主治医とよく相談をしましょう。
仮性痴呆とも呼ばれ間違われやすい病気です。
気分が落ち込んで元気がなくなる病気ですが、抗うつ剤という種類の薬で症状改善が期待できます。
記憶力が低下したのではなく、億劫で覚えたくない状態と考えてください。
知的発達段階の幼少期から知識・知能・周囲への適応性などがうまくいかない場合は「精神発育遅滞」とよばれます。
これは認知症ではありません。
耳が遠くなったり目が悪くなって、外から受け取る情報量が減った結果、認知症のようにみえることがあります。
「最近話が通じなくなったから、認知症ではないか」と、家族は不安になるようです。
しかし、ただ聞こえないだけだったなど、笑い話のようなこともあります。
この場合、補聴器の使用や白内障の治療が必要です。
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