総務省がまとめた2005年9月の推計によると、全国の65歳以上の高齢者は2,556万人。
男女別に見ると、男性は1,081万人(男性全体の 17.4%)、女性は1,475万人(女性全体の22.5%)でした。
65歳以上の人口は1985年に総人口の10%を突破し、90年代以降はさらに急増、今回初めて20%を占めるようになりました。
「5人に1人が高齢者」という状態は、先進諸国の中でも最も高齢者率が高く非常に深刻な問題です。
この割合は今後も伸び続け、10年後には26%に達すると見込まれています。
65歳以上の高齢者が増えると同時に、認知症の患者数も増加の一途にあります。
現在、日本国内には180万人の認知症患者がいると言われています。
団塊の世代がすべて高齢者の仲間入りをする2015年には患者数が250万人に、さらに2035年には337万人にまで増えるとの予想もあり、介護負担が大きくなることから社会問題として特に注目されています。
認知症は高齢者特有の病気だと思われがちですが、40代や50代の働き盛りを中心に65歳未満で発症する若年性認知症もあります。
近年になりようやくその存在が周知されるようになってきましたが、病気の種類によってはいまだ研究段階で原因や治療法などが確立されていないものもあります。
現在、若年性認知症患者は10万人前後との見方もあります。
このような背景から、世代を問わず、認知症や物忘れなどの予防に対する関心が高まりを見せています。
そこで私たちは、認知症の原因や予防法、その他認知症に関する様々な情報をひとつにまとめた認知症情報サイトを製作することにいたしました。
ひとりでも多くの方に認知症の情報をお伝えすることが出来れば幸いです。
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