独立行政法人国立長寿医療研究センター 口腔疾患研究部 松下健二先生との共同研究により、ヤマブシタケが歯周病や虫歯に対する予防効果を持つ可能性を示す試験結果を得ることが出来ました。
<目的>
きのこの歯周病や虫歯に対する予防効果を検証するために、当社栽培きのこ8種類を用いて、歯周菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス菌)に対する抗菌活性を検討しました。
<方法と結果>
<結果のまとめ>
歯周病の原因菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス菌)に対し、各種きのこのエタノール抽出物のうち、ヤマブシタケに最も強い抗菌活性が認められました。更に、ヤマブシタケ抽出物の中で、特に脂溶性の抽出物(Fr.L-9)が強い抗菌活性を示すことが分かりました。また、この抽出物は虫歯の原因菌(ミュータンス菌)に対しても強い抗菌活性を示しました。
以上の結果は、ヤマブシタケが歯周病や虫歯に対する予防効果を持つ可能性を示す試験結果と考えられます。今後はこの抗菌活性を示す成分の同定を行なっていきたいと考えています。
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